2013年2月4日

親指腫瘍の記録4(手術当日)


腫瘍の記録・その3の続き)


少し時間が経ちましたが、1月31日に腫瘍切除の手術を受けました。

手術前日は午後9時より、絶食のお達し。
当日も絶食。
朝の9時頃、人生初の車いすに乗せられて地下の手術室へ。

参考までに手術の流れを書いておきますね(誰得?)




・手術台に乗る
足の裏なので、うつ伏せでした。足枕などで手術がやりやすいように調節。体の上には温風が通るエアマットを置かれるので快適です。おそらく麻酔で体温調節機能が落ちるからでしょう。タオルも掛けてもらいました。まさにまな板のコイ状態


・各種測定器具のセット
指先には血中酸素濃度を測る器具。肩と胸に心拍計。右腕には血圧計。


・麻酔
親指の付け根に注射します(筋肉注?)。関節を挟んで線対称に2ヵ所注射。キシロカインの注射液を3mLずつ、合計6mL(結構多い)。キシロカインは局所麻酔薬として軟膏でも売ってますね。麻酔は痛いという情報があったので不安でしたが、まあ耐えられる範囲でした。麻酔後は指の付け根を縛って血流を止めます。さらに手足を手術台に固定される。鯉からマウスにジョブチェンジ

手術後、親指の付け根左右に麻酔注射のあとが見える

・消毒
麻酔以降、うつ伏せなので見えませんw 最初の消毒はヨウ素(イソジン)でしょう。あとで足を見ると黄色い着色が残っていましたから。足の指の手術ですが膝より先は全て消毒されました。このころには麻酔が効いて感覚が鈍くなる。


・切開~縫合
見えないし全くわかりません。先生の「○○さんの左趾軟部腫瘍切除術を開始します」で開始。切開して、摘出して、縫合。合計30分くらいでしょうか。消毒して(今回は冷たさ的にエタノール)包帯まいて終了。車いすで控室へ行きしばし待機(自分の腫瘍ともご対面)、その後病室へ。


その後は一日、足を高くして寝ていました。
手術翌日の縫合跡は次の写真の通りです。
押すと拡大します。慣れていない人はクリックしない方がよいでしょう。



飛び出しているパイプはドレンチューブで、傷跡の内部にたまった血液・組織液を排出します。
これらがたまると傷が腫れて治りが遅くなるのです。
初日はなんか痛いなあと感じていました。
動くとジワジワいやな痛みがあるので、仕方なく寝ていました。
翌日はかなりましになりました。


その5に続く





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