2012年8月10日

奥秩父笛吹川釜ノ沢東股(7/28-29)

だいぶ遅れましたが、沢に行ってきた報告です。

場所は奥秩父の笛吹川釜ノ沢東股。
メンバーは合計9人と大所帯でした。
今回も先輩の皆様にはお世話になりました。

当日は朝6時に新宿西口集合、車2台に分乗して中央道経由で西沢渓谷へ。入り口少し手前に、立派なトイレのある駐車場があり、ここに停めて出発しました。天気は快晴、沢にはもってこいの猛暑です。西沢渓谷は有名な観光地で、若いカップルがたくさんいました。そんな中を歩く私たち…明らかに浮いてました。途中で山ガール風の女子2人を追い越しましたが、いきなり道を外れる我々に、明らかに引いていました…

出来れば女子の方が…(;´Д`




途中で大きな吊り橋を渡り、対岸ですぐに右に入ると東沢の入り口です。小尾根の右側を歩いていくとすぐに河原に出ます。ここで沢装備を身につけました。

しばらく遡行し、ホラ貝のゴルジュは左岸から巻きました。この巻き道も少し間違えてしまったようで、下にゴルジュが見えるので怖かったです。そのまま行くと廃道に合流し、しばらく歩いて適当に河原に下りました。ここからはしばらく単調な沢歩きが続きます。いい加減に飽きてきた所で、左から乙女の滝が合流。これは冬には氷結してアイスの対象になるそうです。そして東のナメ沢が見えてきました。300m-6Pだそうで、圧巻です。「来年はここを登ろう」といわれ、テンションが上がって是非にと言ってしまいましたが、どうなることか…。その後、西のナメ沢の辺りであまりの暑さに水泳大会。

水と戯れる私


その後、出合から東沢に入り、魚止めの滝を越えると千畳のナメに出ます。

魚止めの滝

千畳のナメ


ここはつるっとした岩の上を、水が音も無くヒタヒタと流れ、なんというか壮観でした。はしゃぎ具合が写真から伝わってくると思います(・。・)

ほどなく両門の滝に着き、左岸から巻いて東股に入りました。広河原というゴーロ帯に出たので、この辺りで宿泊することとし、焚き火の準備(薪拾い)に出かけました。先輩の作る焚き火は、これ山火事になるんじゃないの!?って程の積み上げ方でした。僕の知ってる芋煮の焚き火とは違いました。あの方式でもできるのかな?

燃え盛る焚き火


その夜はタープで宿泊。途中雨も降って肌寒く、夏だというのに震えて熟睡出来ませんでした。あとなぜか、山の怖い話大会を寝る前にしたので、別の意味で震えたというのもあります…。

翌日はポンプ小屋目指して一気に登ります。途中ナメ滝の中くらいの(30m)をいくつか越え、ポンプ小屋で沢装備を解除して稜線に上がりました。登山道に出るとすぐ甲武信小屋だったので、荷物をデポして山頂を往復しました。やったね!

甲武信小屋


そのあとは延々と続く徳ちゃん新道を下り、約3時間で西沢渓谷に帰ってきました。この新道は最初は歩きやすく、歩き難い→歩きやすいという構造。単調でシャクナゲが密生して展望が無く、登りには使いたくないと思いました。

【まとめ】
この沢は白い岩とエメラルドグリーンの水が非常に美しく、クラシックルートなのも頷けるよい所でした。

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